読書、メディア

枕女優

新堂冬樹/著 「少し瞼が重いな。鼻ももう少し高い方がいい。歯並びも気になる。 谷川、一ヶ月で、全部直させろ。売り込みはそれからだ」。高校三 年生の夏、一人の少女がある弱小芸能事務所のオーディションに合 格し、芸能界への切符を手にした。芸能人・鳥…

月蝕島の魔物

田中芳樹/作 1857年、ヴィクトリア朝のイギリス。当時、世間をにぎわせていた のは、スコットランド近くにある月蝕島(ルナ・イクリプス・アイラ ンド)の沖で氷山に閉じ込められた謎の帆船が発見されたというニュ ースだった。そんな中、クリミア戦争から奇跡…

写真家の旅 原日本、産土を旅ゆく。

宮嶋康彦/著 なつかしい風。よみがえる海。しあわせの空。せつない夕日。旅立ちを 教えた雪。母の川。父の土…日本三十八景、写真・エッセイ、筆者が明 かす撮影地の詳細な手描き地図。 目次 知床―北海道日梨郡羅臼町礼文町 摩周湖―北海道川上郡弟子屈町国有…

あなたの余命教えます

幸田真音/著 中堅電機メーカーで部長代理をしている永関恭次(56歳)は、定年を4年 後に控え、妻と一人娘と平凡に暮らしていた。そんなある日、国際ア ガスティア研究所という組織の存在を知る。そこでは、ゲノム解析、 予防医学、そして、データマイニングの…

死都日本

石黒耀/著 我々は今、地球システムのなかに新たな構成要素として、人間圏を作っ て生きている。そんな我々の一年を地球時間に換算すれば、1万~10万 年に相当する。では、そんな時空スケールで日本列島の人間圏を考えた ら、我々は何処へ行くのか?それが本書…

戦記・甲府連隊 山梨・神奈川出身将兵の記録

樋貝 義治/著 甲府連隊の唯一の記録、35年来の沈黙を破りついに復刊! 甲府連隊は昭和20年の敗戦により消滅。建物資料等一切残っていない ため、著者の地道な取材により集めた資料の集大成である。今尚歴史 に関心を持つ人などから入手希望が後を絶たず、こ…

ポンコツバイク再生塾

お金を極力かけずに、動かなくなったオートバイ を見事に再生させる方法、教えます。 寺崎勉/著 打ち捨てられ、土に還るまでの運命かと思われたバイクに、再び生命の炎 が宿る。お金を湯水のごとく注ぎ込んだレストアとは対極に位置する、寺 崎勉流、「愛」…

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京 上下

楡周平/著 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京 上 「安田講堂攻防戦」の別れから30年。革命の志も理想も捨てた 2人は、息子と娘の見合いの席で、運命の再会をする-。 1968年から1999年へ。2世代の男女を通じ、日本の上流 階級の実像をあら…

その時歴史が動いた 1 2

その時歴史が動いた 1 NHK取材班/編 運命の一瞬、東郷ターン/日本海海戦の真実―その時、一九〇五年(明治三八)五月二七日午後二時五分(ゲスト/半藤一利) 世紀の対決、沢村対ベーブ・ルース/日本プロ野球誕生の時―その時、一九三四年(昭和九)一一月二〇日午後…

日本国債 上下

幸田真音/著 一枚の領収証から始まる迫真の経済ドラマ。総額600兆円を超える長期 債務はどうなる?国民にとって重大関心事でありながら、得体の知れな い国債をテーマに、卓越した構想力と取材力を駆使して、スリルとサス ペンスに富んだ迫真の経済小説。書下…

歴史をあるく、文学をゆく

半藤一利/著 芭蕉、信長、龍馬、漱石、荷風…らに思いを馳せて、日本列島を北 へ南へ。"歴史の微笑""文学のえくぼ"を拾いにゆく。 目次 第1章 歴史をあるく(「飛鳥の争乱」をタンテイする 万葉集の近江路をゆく 湖北・戦国時代の古戦場に想う 元禄十五年十二…

マルタの碑 日本海軍地中海を制す

著者名 秋月達郎/著 大正六年(一九一七)、山東半島の青島を管理下に置いた日本は、第一次 大戦の軍需景気に沸き立っていた。一方、連合国側はドイツ潜水艦Uボー トの攻撃に晒され、甚大な被害を蒙っていた。英国は日英同盟に則り、地 中海への艦隊派遣を要請…

古写真で見る失われた城

平井聖/監修 小沢健志/監修 写真は歴史の「生き証人」!幕末から戦前までの貴重な古写真で、今、蘇る失 われた城の全貌!海外も含め、各地を取材して発見した古写真330点余を厳選し て収録、明治維新や戦災の際に失われた日本人の文化遺産たる全国の城原風景 …

オセアニア・アフリカ鉄道夢紀行 ザ・ガン号からブルートレインまで

桜井寛/文・写真 ザ・ガン号―オーストラリアを代表する寝台列車に乗って、海辺の町から エアーズロックを目ざす ジグザグ鉄道―ユーカリの森に分け入り、歴史的な文化遺産であるスイッ チバックを体験する メルボルン市電―ビクトリア様式の建物が並ぶ市内に張…

リヤカーマン 地球一周4万キロを歩いた男

永瀬忠志/著 植村直己冒険賞受賞の50男がアマゾン踏破に再チャレンジ。日本縦断、オーストラ リア大陸横断、アフリカ大陸横断、タクラマカン砂漠縦断、カラハリ砂漠縦断、南 アメリカ大陸縦断、サハラ砂漠縦断、モンゴル縦断…全部リヤカー引いて歩きました。…

霧のソレア

著者名 緒川怜/著 テロリストが誤って仕掛けた時限爆弾により、太平洋上を飛行中の289 人を乗せたジャンボジェットが大破。機長を失うが女性副操縦士の奮闘 で飛行機は成田空港へと向かっていた。しかし突然、通信機器が使用不 能となり地上との交信ができな…

大断層の東

大断層の東 阿井渉介/著 若き歴史研究家が沖縄の海で溺死?だが、肺の中には真水が…。真相究明に乗りだし た婚約者の前に立ちふさがる歴史の大断層―!!静岡 沖縄、2つの羽衣伝説!!長編歴 史ミステリー。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 阿井渉介さんの本を読…

オホーツクわが愛

著者名 五十嵐均/著 愛、祖国、そして戦い。秘められた恋が戦後史を変えた。終戦直後の北千島 ・占守島に殺到したソ連軍との戦闘を軸に、若き日本人女性の愛が織りなす 壮大なドラマ。会心の書き下ろし戦時冒険ロマン。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 日本…

山本五十六

最後まで開戦に反対し、短期決戦を望みながら不本意な戦争を指揮した 悲劇の海軍大将。こよなく懐かしく、親近感のもてる人―"山本贔屓"を 自称する著者の集大成。 目次 序章 山本五十六と長岡 第1章 開戦前史 第2章 真珠湾攻撃 第3章 ミッドウェイ海戦 第4章…

図説太平洋戦争

池田清/編 太平洋戦争研究会/著 なぜ引き起こされたのか。どんな戦いだったのか。アメリカ・イギリスを主敵と しアジア全域を戦場にした太平洋戦争。その原因・主な戦闘の経過を貴重な写真 320点と共に追う決定版・終戦50周年記念永久保存版。 目次 第1章 米…

なぜニッポン人は美しい風習を捨てるのか 親日家8人からの熱きメッセージ

ピーター・フランクル/[ほか著] 明拓出版編集部/編 大好きニッポンよ、どこへ行く。在日外国人の目を通して日本の今とこ れからを考える。 目次 1 ビル・トッテン(アシスト社長 アメリカ合衆国)―かつて日本の経営者 には武士道があった 2 アマドゥ・トゥンカ…

中国危険産物取り扱い読本 食べない触れない買わない

椎名玲/著 毒ウナギ、汚染エビ、超農薬野菜…は序の口。報道されない有害食品、まだまだ あった!保存版!主要食品「除毒」テクニック初公開。 目次 第1章 会談より怖い最新リポート―13億人を蝕むニセモノ大国の正体 段ボール肉マンは「やらせ」じゃない 中国マ…

へえ・・大好きな歌なのに知らなかった『walk on』

先日車で運転中、ラジオからおいらの大好きな歌、U2の『Walk On』が 流れた。おいらはこの歌が大大好きで、山へ行くときには聴いて気分を高 めていくし、山で歩きながらも心の中で歌っていることがある。 ちなみにこんな歌ですよー。 http://www.youtube.c…

東海林さだおの満腹大食堂 「丸かじり」グルメガイド

東海林さだお/著 「あの店に行ってみたい…」とのご要望におこたえいたしました。神田・ま つや、東池袋・大勝軒、門前仲町・魚三などなど「丸かじり」でご紹介の名 店をどどーんと一挙50店紹介。 目次 陶然たるウナ重―ウナギ・西荻窪 田川 ハヤシライス再訪―…

伊東家の食卓不滅の裏ワザ大全集BEST100!! 一家に一冊完全保存版

日本テレビ放送網 視聴者の皆様に大反響だった究極の裏ワザ100本を1冊に!!"大発見&はまっ ちゃげ"からも大興奮面白ゲーム・ベストセレクション13本。 目次 Cleaning & Clothes(Tシャツをあっという間にお店に並んでいるようにキ レイにたためる裏ワザ フリー…

百の頂に百の喜び

深田久弥の山がたり 1 深田久弥 山を愛し、山に逝いた、久弥さん。"深田山脈"をたどる愉しみ。全作品から 名篇を選りすぐった山岳随想集。 目次 1 山がたり(すばらしい雲地図を見ながら南アルプスの印象 ほか) 2 山行(白峰三山鹿島槍岳剣岳 ほか) 3 ヒマラヤ…

道草山行ひとり旅

遠藤一郎/著 街にいる時山を憶い、山にいては人を想う。昭和の半ば、開発以前 の山々のありし姿を伝える山岳紀行エッセイ。 目次 登山ひとり旅、出会い(登山ひとり旅 キレットの闇の深さ―初冬の南八ケ岳 正月の鳳凰三山地蔵岳 ヒグマの棲処を行く―表大雪・十…

エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ

ジョン・パーキンス/著 古草秀子/訳 表の顔は一流コンサルティング会社のチーフエコノミスト。裏の顔は工作員。 途上国を負債の罠にはめた著者が命がけで告発する。 目次 第1部 1963年から1971年まで(エコノミック・ヒットマンの誕生 一生の仕事 インドネシ…

坂の上の雲と松山城とVFと。

毎回録画して見ていた『週刊日本の名峰』も終了してしまったが、 次の番組として『司馬遼太郎と城を歩く』が放映されている。 この番組は、『私は城が好きである。あまり好きなせいか、どの 城址に行ってもむしろ自分はこんなものは嫌いだといったような 顔…

本格的すぎて作れねー

本場のお好み焼 大阪風広島風 旭屋出版 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 2006年7月、VFの広島でのアウェイに行ったときに食べた『八昌』と いう店の『広島風お好み焼き』の旨かったこと・・・今までの人生の中で一 番旨かったお好み焼きだったな。 最…