オセアニア・アフリカ鉄道夢紀行 ザ・ガン号からブルートレインまで





桜井寛/文・写真

ザ・ガン号―オーストラリアを代表する寝台列車に乗って、海辺の町から
エアーズロックを目ざす
ジグザグ鉄道―ユーカリの森に分け入り、歴史的な文化遺産であるスイッ
チバックを体験する
メルボルン市電―ビクトリア様式の建物が並ぶ市内に張り巡らされた世界
有数の路面電車
ガイザーランド号―『十五少年漂流記』の街、オークランドから温泉特急
に乗り込む
トランツ・アルパイン号―サザン・アルプスを横断しよう。車窓は絶景に
つぐ絶景だ
ジブラルタル海峡フェリー―ヨーロッパ大陸からアフリカ大陸へ、ジブラ
ルタル海峡を渡る
カサブランカ特急―左手に地中海、右手に太西洋が。列車は一路カサブラ
ンカへ
ナイル・ワゴンリー―寝台列車は青く美しく力強いナイル川に並行して走る
サバンナ急行―"人食い鉄道"の車窓に、キリンが、シマウマが、インパラが
サバンナを走る
ザ・ブルートレイン―世界一の豪華列車には、なんと個室にバスタブが完備
されていた

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鉄道が好きな人の本を読むと、憧れの列車に乗るときにはもの凄くわくわく
ドキドキするらしい。おいらにはこのような感覚を列車にもったことはない
けれど、きっとおいらたちが憧れの山に登る前のような感じなのだろうか。

この本も、作者が列車が好きで好きでたまらない感じが文章にも写真にもあ
らわれていて読んでいて楽しいな。