日本百名城

妻は一日仕事。たいがは新型インフルエンザが学校で大流行のため部活が停止なので、男3人でお出かけすることにした。人混みや渋滞は避け、考えた行き先は、松代城川中島古戦場上田城小諸城となった。おいらは写真、たいがはお城、たくちゃんは日本百名城のスタンプラリーを楽しみにしている。

高速1000円を活用して長野ICから松代城へ。松代城は昔行ったことがあるがその時とは様相がだいぶ違い、復元、整備されている。
しかし、城というより砦か館だよな。信玄の時代に海津城として北信濃を支配していた拠点とは思えないほど小ぢんまりした平城である。
これでは精強な上杉勢が攻めてくればひとたまりもないように見えるが、どうしてそうならなかったのだろうか?



他にも不思議なことがたくさん。現地に行ってみればいろいろな疑問な点が出てくるものだ。このことについては後日書いてみよう。
松代は城下町をのんびり歩いたり、大本営跡、妻女山展望台、川中島古戦場など丸一日かけてゆっくりまわってみたいね。足利もそうだったけど、行ってみれば魅力のある街はどこにもあるものだ。

松代城から上田城までは高速を使えばすぐ。上田城では芝生で3人で追いかけっこ。



本丸跡には歴代城主を祀った神社があり名前は『真田神社』という。そういえば城の周りのおみやげ屋さんにも真田のグッズばかりだし、街の信号機の横にも真田の六文銭を形どったものがついている。
上田城真田昌幸の居城であったけど、関ヶ原の戦いのあとは上田城は取り壊されて真田家は松代城へ移封となり、上田は別の大名が江戸時代の長きにわたって、本格的な再建はされないまま城主となっていたらしいよね。真田が治めていた時期なんてほんのわずかなのだが、やはり徳川の大軍を2度にわたって撃退したことは、現代の上田の人にとって大きな誇りなのだろうか。まあ、真田のほうが『金になる』ものね。

上田城から小諸城までもすぐ。

小諸城の三の門は見事。『懐古園』と書いてあるね。島崎藤村若山牧水の碑なんかもある。
たくちゃんはどんぐり拾いに夢中でなかなか動いてくれない・・・

夕方5時には帰宅しました。