魚津に生れ育った作者の、五十年間に及ぶ剱岳北方稜線との
かかわりを綴った紀行・エッセイだ。
「渾身の山」は山に向き合う姿勢であり、その気概を込めて
書いたと作者は言う。
「そんなに渾身をこめないで気楽に行こう」なんて言ったら
怒られるか?登山家や冒険家など、その分野で生計をたてて
いく人であるならば山に渾身をこめていいと思うが、おいら
もそうだけどたいがいの人にとっての山行は日常を生きてい
くための潤いだろう。
とは言っても、この本、そんなに渾身でもなかったような・・・
新・山の本 おすすめ50選
山のおすすめ本を紹介している本だが、この本はおすすめ本だ。
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ちとややこしい(w
第1章の 高嶺を登る、岩壁を攀じる
の、「七つの最高峰」、「空へ エヴェレストの悲劇はなぜ起き
たか」などや、山岳小説のいくつかは読んだことがある本だった。
第2章 辺境を旅する
第3章 山の科学、山の文学、山の思想
についてはほとんど読んでいない。これから少しづつそんな本も
読んでいこうかとも思ったが、甲府市や南アルプス市の図書館の
蔵書にはないようで・・・
どうも読む本に偏りがあるので、少しづつ世界を広げようと料理
の本とかも最近は読むようにしている。