穂高登山 1

前の日はしっかり9時には寝て、3時には井上さんの家へ。
5時15分頃には沢渡の市営駐車場へ到着。そこでタクシー
を他のグループと相乗りして釜トンレルを抜けるとひさしぶ
りの上高地だ。

奥穂は雲をかぶっているものの、キレイな青空で12年ぶり
穂高は楽しそうだ。



岳沢ヒュッテまではゆるやかな登り。早足で快調に登っていく。
岳沢ヒュッテから紀美子平も急な登りだが順調に登っていった。

ザックを置き、前穂へ往復。前穂からは絶景が!!!
奥穂の山頂だけすっぽり雲に覆われている。
結局、この景色が今回の山で稜線上で見えた唯一の景色だった・・・
しばしみとれ、ゆっくりして下ってくる。ルートを間違えたりしたが・・

上高地 5:45 ~ 岳沢ヒュッテ 7:25/7:30 ~ 紀美子平 9:29/9:33
前穂高岳 10:00/10:15~ 紀美子平10:40


奥穂への吊り尾根も順調にこなす。下には涸沢、向こうに常念岳
(たぶん・・・)
西穂方面など見晴らしはよく、ひさしぶりの穂高を堪能した。ご機
嫌だ。
しかし奥穂への最後の取り付き付近で先ほど見えていた雲の中に
突入し、視界はゼロに。山頂でおにぎりを食べるはずが、凄まじい
暴風で寒いので山頂には3分もいなくて穂高岳山荘まで下って飯
にする。



穂高岳山荘でも暴風状態で、涸沢槍付近の難所の状況をしってい
るおいらとしては、このままここに泊まってしまおうかとも真剣に考え
たが時間はまだ1時。井上さんは北穂に行く気マンマンだ。



涸沢槍手前の一番の難所では、向こうから来るグループとおいらたち
の前を歩く人たちとで渋滞発生。かなり待たされたり、前のグループも
おいぬけなくて時間をロスしたが、体力的には楽で北穂についた。
前のグループがはしごを下っているとき、最後尾の人が重登山靴で仲
間の手を踏んづけている。踏まれているほうは「おい!!痛てえ痛てえ」
と大きな声で言っているのに気がつかない。しかもこの踏んでいる人は
大きな人で体重はあとで聞いたら約0.1t以上あるようで・・・。ようやく気
がついて足をどかしたがけっこう痛そうだったなあ。

穂高11:50 11:55 ~ 穂高岳山荘 12:23 12:50~北穂小屋15:02(泊)