焼岳

髪の毛が無い記念に毛無山も検討したが、まだなんとかこのクラスの山へ行けそうなのでこちらにした。天子ヶ岳~長者ヶ岳~毛無山~竜ヶ岳は次回のお楽しみにとっておこう。

焼岳に登るにはいくつかのルートがある。上高地まで周遊するには、中の湯バス停~焼岳~上高地~中の湯バス停といけば効率よさそうに見えるが、現在では中の湯バス停からの旧ルートは廃れつつあると聞く。しかもここから登るには沢渡に駐車しなければならない。駐車代やらバス代の往復で高いものになってしまう。
一方、最近では新中の湯から登るルートが一般的になっていると聞く。これだと駐車代はかからないし登山道も整備されているようだが、上高地から車の回収がやや面倒のようだ。
へへっ、おいらたちにはスーパーウェポンのモンキーがあるぜ。

ちなみに中の湯バス停から新中の湯は歩いて一時間はかかるようだ。タクシーで上高地から新中の湯までは3,700円とのこと。おいらたちはモンキーがあるので、上高地から中の湯バス停までの750円づつで財布に優しいね。

朝3:50に達観宅。高速の深夜割引のためだ。南アルプスICから松本ICへ
松本ICからは濃い霧のため速度を落として行く。安房トンネル旧道にモンキーを降ろし新中の湯の登山道へ。ここは車が20台くらい駐車可能。
6:37 出発
展望の無い樹林を登っていくと、旧ルートとの合流地点付近で、突如目の前に噴煙をあげる焼岳の姿が。すばらしい光景だ。





ここからは焼岳に向かって取り付く。



2つの峰があって、煙をあげているのは右のほう。こちらのほうが立入禁止かと思ったが違った。こんなとこの真横を通って回り込み、8:16山頂へ。
お、いつもよりちょっと早いような気がする。フォーム改造の成果か?



山頂からは笠ヶ岳や霞沢岳が目の前で、眼下には上高地、周りには穂高など名峰群が一望できる。山頂付近に雪のついた穂高は神々しく美しい。しばし休憩&食事










焼岳小屋に下りはじめる。
焼岳小屋は小さい小屋。ここから上高地に下るのが一般的だが、時間が早すぎるので先へ
行ってみよう。
ここからのルートは、ところどころ左手に笠ヶ岳を眺められるものの、あとは展望も利かず歩きづらい道。焼岳小屋からすぐのあたりは特に苦労した。笹を切って開いてある道は水平ではなく斜めっているし、笹も濡れているのでつるつる滑る。
途中から道はよくなるもののぬかるんでいる。原生林の様子や、何箇所か穂高に向かって近づいていく様子が見られたところは気分がいいものの、もう通ることもないだろう。
ちなみにどこが割谷山だったかよくわからなかった。何か目印あったかなあ??



11:33上高地分岐

西穂山荘下の分岐から上高地は、思ったよりもしっかり整備されていた。まったく展望もない道を田代橋まで下った。12:52



上高地は平日にもかかわらず賑わっていた。バスまで時間があるようなら食事とも思ったが、13:20のバスがすぐだったので乗る。中の湯バス停まで。そこから少し歩いてモンキーで着替える。達観がビールを美味そうに飲んでいる間においらは車の回収。

車にモンキーを車に積む作業を見ていた人が驚きの言葉。そんなに驚かなくてもいいと思うが、『えらく感動した』そうだ。乗ったままフロントアップで前輪を載せて、後ろを持ち上げてタイダウンベルトで固定する。この間わずか20秒ほど。自分で言うのもなんだが、たしかに手際はよかったかな。

5時すぎには自宅へ着きました。