学童保育要望書4

要望書
私たちは、八田学童保育が抱えるさまざまな問題点が解決されるよう
以下の点を要望いたします。

要望事項
学童保育が、「保護者が就労等により昼間家庭にいない」児童のた
めの事業として1998年度から法制化されたことの趣旨と意義、また、
そのことと新エンゼルプラン、男女共同参画社会づくり等の重点施策
として、政府が強力に推進している旨を、南アルプス市役所におきま
してもご理解ください。

1 大至急要望したいこと
平成16年4月1日から、他施設での事業の実施までの期間、
待機児童となることがないよう八田児童館での受け入れを要望します。

2 次年度以降について要望したいこと
(1)平成17年度以降の入所児童受け入れにつきましては、行政の都合
による「地域の実情に応じて」ではなく「利用者のニーズに対応する」(厚
生省「改正内容に関する主要問答」から抜粋)ことが基本であること、そ
のため利用者のニーズを事前に調査し、的確に把握して定員枠の拡充
などの措置をとっていただけることを要望いたします。
(2)入所優先順位についてですが、「個別の家庭事情を言い出したらキ
リがないため両親の勤務実態や家庭構成は全く考慮はしない」との市
役所職員の説明でしたが、この事業が法制化されたことの趣旨と意義を
ふまえ、両親の勤務実態や家庭構成を平成17年度より入所優先順位の
結果に反映するよう審査基準を設けていただけるよう要望します。

 八田児童館におけます受け入れ態勢の困難さや、南アルプス市
財政事情が厳しき状況にある折とは存じますが、共働き両親にとって
4月1日までの時間はあまりにも短く、また我が子に寂しい思いはさせ
たくないとの思いは切実なものがあり必死です。
これらの事情をお汲み取りいただき、要望事項の実現、特に1につきま
しては早急に特段のご配慮をいただけますようお願いいたします。