7月21日 黒部五郎、薬師岳@1日目

準備をして6時のゲートオープンを待つ。1800円支払って折立へ向かう。30分ちょっとで着いただろうか。折立では大雨が降り始め、とても登る気にはなれない。達観と今後の予定について話し合い、このまま9時のバスで有峰口まで行き、乗り継いで室堂に入り、午前中のうちから温泉に入って一杯やって泊まるか、もし午後から天気が回復するようなら五色ヶ原まで行こうと決断する。ならばもう一眠りしようかと思っていたら…

乗合バスが到着するが、乗務員や登山客の様子がなにか変。聞いてみると総雨量が規定に達したため林道が通行止だという。うげ、降っているかぎりは車は下ることができないのね…

それならば、今日は景色が期待できないのなら当初と逆ルート、雲ノ平まで行ってみようかね。折立からは樹林帯の登りだし。




8:35 折立出発

登山道は川のようになっていて、樹林帯と思っていたが低木が多く、強い雨に打たれて太郎平小屋に到着する。




11:38 太郎平小屋

ここから雲ノ平方面はなんと増水で通行止めという。無理に突撃する気もしないし、しばし話し合い、今日は薬師岳山荘まで行こうとしたが、ちょうど滝のような雨が降り始めたのをきっかけに、ここの小屋に泊まることで意見が一致した。

この小屋は乾燥室も広く、自炊室もしっかりしていて過ごしやすい。濡れた服を干して着替えると12時すぎより一杯やり、1時から4時まで大爆睡することができた。起きてまたまた飲んだが、7時前には寝て、日頃の睡眠不足が充分解消できた。