7月20日 黒部五郎、薬師岳@0日目

有名な山の山頂を踏むことよりも、稜線を行くことを喜びとしているおいらにとって、今回の山行の記録は残すのも恥ずかしいけれど、その場その場での判断については、間違っていなかったように思う。これも山だ。

さて、予定では~

昔から行きたかった『室堂から新穂高』、乗り継ぎの関係で室堂を9:30に出発っていうのが痛いね。もうちょっと体調がよければ早駆けしてスゴ乗越小屋まで行けば、二日目に黒部五郎小屋で楽勝だろうが、今はコースタイム11時間を8時間30分で行ける自信がない。東京へ一回出れば夜行バスで7:15頃室堂を出発できるらしいが、前夜は仕事で遅いのでなので間に合いそうもない。
それでも、新穂高から室堂などいろいろなパターンを練ってギリギリまで考えたが、初日は強い雨が残りそうなので室堂入りは断念、折立から入って、一日目は太郎平から薬師岳往復、二日目は黒部五郎岳~雲ノ平小屋泊、三日目は折立から下山とした。

直前に梅雨が明け、初日は強い雨が残るものの、2日目からは快晴のはずだったのだが…


前夜、仕事が終わって9時に達観を迎えに行き長野道を向かうが、長野や北陸は豪雨で各地で通行止めだという。当初は平湯方面から行く予定だったが通行止になっても困る。糸魚川の148号もよく通行止になっている気がする。ここはしかたなく、上越経由でずっと高速道路で行くことになった。それでもかなりの激しい雨で慎重な運転をするが、連日の仕事の遅さや暑さの睡眠不足などもあり、2度ほど仮眠をとりながら3時頃、ようやく有峰口のゲート前の駐車場に到着する。ビールを1本だけ飲んで寝る。