日本百名城の旅@四国編 2日目

朝5時前に起きて支度をする。荷物を車に積み込んで、最後の大荷物、たくちゃんを寝たまま放り込む。ホテルの人に、「ぐっすり寝ているのに可哀そうに」なんて言われてしまったが2人で話し合ってのこと。事実たくちゃんは6時30分頃に起きると、「まだ着かないのか」を繰り返し、「もっと寝ていればよかった」とか言っているのでホテルの人に何と言われようとこの作戦で正解のはず。

松山付近まできたが雨が上がったようだ。宇和島と大洲へ向かおう。8:30には宇和島城に到着、あたりを散策してスタンプの開館時間を待ってスタンプし、大洲城へ向かい10:00すぎには大洲城。木造で再建した天守閣は鉄筋コンクリートにくらべれば趣のあるものだが、まだしっくりこない。これが何年もたつと落着いてくるのだろうか。



宇和島城



大洲城


さて、今回のハイライトである松山城。昔からの念願だ。行く前から気に入るだろうなと予想はしていたけれど、行ってみればやはりいい。自分の中ではナンバーワンかも。たたずんでビデオカメラをまわしていると、おいらの後ろで観光客がガヤガヤなにやら言っている。『登ってはいけません』と看板のある石垣をよじ登っているこどもがいた・・・・目が離せないぞ・・・



天守閣を二の丸方面に下っていくが、先ほどまでの喧騒がウソのよう。ほとんどの人がロープウェイで往復してしまうのかな。お城というのは天守のある本丸だけでなく、全部がいいものだけどな。これだけの遺構があるのだからこの城は貴重なのだが。違う方面に下りていったのでぐるりと眺めながら車に戻る。いろいろな角度から見るのがいいね。

松山城を充分堪能すると(本当は半日くらいいたいが)、次なる城は車で5分ほどの道後温泉にある湯築城だ。ここもたくちゃん自転車で周囲を一周する。小さい城なので30分ほどで一周できたかな。とくに印象もないお城ですね。

道後温泉からは今治市内まで一般道を行く。今回は高速道路での移動が多かったので珍しい一般道での移動となった。

今治城は昨日の高松城と同じ日本三大水城の一つ、現在は本丸部分しか残っていないが、当時は広大な面積を誇ったという。戦いのためというより、水に浮かぶ優雅な御殿といったたたずまいか。いつものごとく、たくちゃん自転車と一周し、これで四国にある日本百名城の旅は終わる。



今治城

さて、ここも楽しみにしていた『しまなみ海道』を通行する。たくちゃんにビデオ撮影をお願いしたのだが、見たい人がいたらいつでもどうぞ。ただし覚悟して見てね。
自転車で通行してる人もたくさんいた。いつか仲間と走ってみたいと話しをしているので実現するといいな。約60kmなので、午前と午後15km走って島に泊まって2日間で走りぬきたいね。来年は実現するのだろうか・・・愛媛のアウェイにあわせて・・・

本州にわたって、福山城はすぐなので寄ってみた。新幹線の福山駅の真ん前にある。夕暮れのお城はまたいいものだ。山もそうだけどお城も早朝と夕方がいいね。



福山城

のんびり夕食をとって8:00頃、たくちゃんを寝かせながら福山市を後にした。途中で1回仮眠を取って駒ケ岳SAで本格的に車中泊、時間を調整して朝6時すぎには無事帰宅した。

たくちゃん、ありがとうな。ホント楽しかったぞ。こんな旅に付き合ってくれるのはたくちゃんだけだ。スタンプを押して、お城のまわりを自転車で走るのがホント楽しそうだったな。高速千円終わるまでにもう一回行こうな。

翌日は、午前中はコナンの映画にいき、午後はたくちゃんの歯医者へ行ったりしてのんびり過ごしました。