桃色東京塔



柴田よしき

警視庁捜査一課勤務の刑事・黒田岳彦は、ある事件の捜査でI県警上野山署捜査課係長・小倉日菜子と出会う。過疎の村で働く日菜子は警官の夫を職務中に亡くしている未亡人で、東京に対して複雑な思いを抱いていた。捜査が進むなか岳彦と日菜子は少しずつ心を通わせてゆくが、あらたに起きるさまざまな事件が、ふたりの距離を微妙に変えていって…。異色の連作短編集。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

借りる本をゆっくり選んでいる時間がなかったので新刊の中から選んでみた。
とくにどうという物語ではないけれど。

逃走中の容疑者が故郷にわざわざ帰ってくる理由には驚き。女性作家ならではの視点かもね。ありえないと思うが・・・