開幕戦は暗雲たちこめる未来

さて、Jリーグもいよいよ開幕した。4位に終わった昨年より、林と杉山はいなくなったが他の主力メンバーは残留、そこへきてハーフナーやパウリーニョ、養父や柳川などが加入して戦力的には昨年より大幅UPしているはず。これで盛り上がらないわけがない。

開幕前、佐久間GMによると勝ち点は80を目標にしているという。38試合の予定なので、24勝8分6敗くらいの予想なのだろうか。スタートダッシュを明言していたし、3月の3試合は一つも落とせないとも言っていたね。

しかしまあ、見事な負けっぷりだったね。勝負なのだから負けることもあるけれど、今回はとにかく内容がひどすぎる。ここまでひどいと失望した人も多いのでは??
とにかく走らなくて玉際でも弱すぎる。戦術的、技術的には専門的な分析をする人に任せるとして、去年勝ち点1差で昇格できなかった、その反省が、気持ちとしてプレーに現れることはなかったなあ。

内田監督が提唱する『ゾーンで守る』もまったく機能していないよね。キャンプ中のTMからチームとしてうまく機能していないことは報道されていたけれど、開幕まで間に合うことはなかったね。そもそも監督人事だっても、外部から招聘すれば一からやりなおしになってしまうが、昨年からの継続ということで内部昇格したはずなのに、変わったことをやりはじめてこんなにひどいチームにしてどうするの?
もしかして、今シーズンの昇格だけを見ていないで、将来J1で戦っていくにはこういうチーム作りが不可欠とフロントも判断したのかな??でもこんな戦いが続くようでは今シーズンの昇格は危ないぞよ。

まあ、いいほうに考えれば、最初に問題が出ていれば修正しようもあるからね。中途半端にこのまま続けて、中盤から後半にボロボロになるよりも、最初が最悪期でここから徐々に構築して結果を出していくほうが楽しいかもね。

でも・・・まだ一試合なのだが、危機感を大いに感じさせるゲームだったかな。早ければ3月いっぱい、遅くもW杯中断前には監督交代が必要かもと感じさせられたなあ。杞憂であってくれればいいし、ここから↑上がっていってほしいのだが。こんなゲームが続くようでは貴重なお金と時間を使うわけにはいかんぜよ。