横道世之介



吉田 修一

楽しい。涙があふれる。本年最高の傑作感動長編!
「王様のブランチ」「朝日新聞」ほか多数メディアで激賞。

横道世之介
長崎の港町生まれ。その由来は『好色一代男』と思い切ってはみたものの、限りなく埼玉な東京に住む上京したての18歳。嫌みのない図々しさが人を呼び、呼ばれた人の頼みは断れないお人好し。とりたててなんにもないけれど、なんだかいろいろあったような気がしている「ザ・大学生」。どこにでもいそうで、でもサンバを踊るからなかなかいないかもしれない。なんだか、いい奴。

――世之介が呼び覚ます、愛しい日々の、記憶のかけら。
名手・吉田修一が放つ、究極の青春小説!

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『2009年の評価の高い本を読んでみよう第五弾』。(最終)

誰しもあった学生時代、強烈な印象は残っていないけれど、今振り返ってみても「そういえばあんなヤツいたなあ」と、思わず微笑んでしまうようなヤツってたしかにいるよね。

まあ、そうは言ってもこの本、ほのぼのとは読めるけど、強烈な印象もなく、これから先もあまり印象に残らないような気がするな。