nokko

夜の仕事をした後にドラゴンパークでしばし寒中RUNをして、たいがを塾に迎えに行った後、ニュース番組を見ながら熱い芋焼酎で軽く一杯やる。しばし至福の時だ。

ニュース番組を見終わり、そろそろ寝ようかとチャンネルを変えたらなにやら懐かしいメロディーが流れてくる。
レベッカNOKKONHKのSONGSという番組で『LONELY BUTTERFLY』を歌っている。前にもここで書いたことがあるが、木暮さんが脱退後のレベッカはそんなに聞いていなかったけどこの曲はわりと好きだったな。

ありゃ??歌っているのはNOKKO・・・だよね・・・前とはだいぶ風貌も変わっていて、声も相当苦しそうだな。高音がまったく出ていない。今は見る影もなく、昔と比べても相当に経年劣化が激しいようだね(w。  それでも当時一世を風靡した『フレンズ』や、佐野元春の『SOMEDAY』のカバーは声もしっかり出ていたし、NOKKOならではの存在感ある歌声が聞けてよかったな。

NOKKOレベッカのデビュー前、木暮さんとアメリカに渡りデビューの道を探すが失敗したと聞く。帰国してからは木暮さんがリーダーとなりレベッカを結成してデビューするが、木暮さんは脱退させられRED WARRIORSを結成したんだね。その後NOKKOレベッカで大ヒット、スターダムにのし上がるけれど、わずか7年で解散してしまったんだっけ。 

さて、レベッカ時代のNOKKOはどのような気持ちで歌を歌っていたのだろうね。この番組のインタビューでも「明け方までレコーディングをしてそのままツアーに行った」など、「何のために歌っているかわからなくなった」と言っていたし、木暮さんも「事務所により無理やり脱退させられた」との記事を読んだ記憶もある。木暮さんのRED WARRIORSの歌には、大人に対して圧倒的な不信感や、激しい怒りを感じさせる歌もあるよね。真相は本人や関係者にしかわからないけれど、多少生意気だったにせよ、才能ある若いミュージシャンが、周りの大人に翻弄されてしまった姿が垣間見られる気がするね。

そして2人はレベッカ解散と同時?どちらが先かわからないが結婚したのだね。出会いから今まで波乱万丈の人生だった2人、むかしむかしの物語であるならば、2人はそれから末永く幸せに暮らすところなのだがそうはならず、わずか3年で離婚してしまったのだね。

その後NOKKOは再婚して42才で出産、現在は熱海に居住し、最近になって音楽活動を再開したという。あくまでテレビの画面の中から感じただけだが、今のNOKKOは幸せそうに見え、再び歌う気になったというのはいいね。今も昔も人を惹き付ける力を持った人だよ。だいぶ雰囲気は変わったけどね・・・