来年のことはわからない

ナビスコカップ決勝が昨日ありましたね。FC東京が優勝ですか。おめでとうございます。さて、この試合後の表彰式での川崎F選手たちの態度に、Jリーグの鬼武健二チェアマンが激怒したそうですが、たしかにあれはひどかった。態度が悪かった選手は、サッカー選手となる前に一人の社会人として常識を見につけてもらいたいものです。

さてさてナビスコカップ優勝といえば、昨年のナビスコカップの覇者、大分トリニータがJ2降格、経営難で資金繰りが悪化してJリーグに借金申請などと大変なことになっているようです。昨年は固い守備とマスコットのカメをあわせた『カメナチオ』などという言葉も生まれ、リーグ戦も4位と好成績で、シャムスカ監督や社長はずいぶんもてはやされたのですが、それからわずか1年でここまでガタガタになってしまうのですからサッカーチームの経営とは恐ろしいものです。

2008年度(平成20年度)Jクラブ個別経営情報開示資料
http://www.j-league.or.jp/aboutj/jclub/2008-9/pdf/club2009.pdf

こちらを見ても大分の経営はかなり苦しいようですね。存続が心配なチームも他にもありますし、どこも本年度は、財務状況はなお悪化していることでしょう。今冬、存続に揺れるチームがなければいいのですが。

甲府は身の丈経営でいきましょうね。