東天の獅子 第1~4巻




夢枕 獏 (著)

〈第1巻〉
柔術から柔道へ―文武二道の達人、嘉納治五郎の、技に対するたゆまざる追究と人間教育への情熱によって、明治になって衰退していた柔術界に新時代の息吹「講道館流」が誕生した。当初はただの新興一流派だったものが、「講道館四天王」らが頭角を現し、隆盛への道をその手に引き寄せていく。若き気概に充ち満ちた青春武道ロマン、第一巻。

〈第2巻〉
名門として聞こえた、関東の揚心流戸塚派、さらに九州古流柔術界の猛者たちが続々と登場する、群狼邂逅の第二巻。講道館が創設された明治十五年、九州では久留米、熊本の二大勢力が激突した。運命の「警視庁武術試合」より前に、すでに各地で新時代への胎動が起こり始めていた。講道館は、まさに台風の目となりつつあった―。

〈第3巻〉
明治19年、「警視庁武術大会」において、ついに古流柔術諸流派と新興勢力・嘉納流が激突。古流勢は警視庁柔術世話係を務める達人など、剛の者ばかり。対する嘉納流も「講道館四天王」を中心に燦めく才能を揃えた。「時代は柔道へ--」。扉はここで開かれる!

〈第4巻〉
講道館の門下生を襲う「梟」と名乗る唐手の使い手。そして、警視庁武術試合にも、唐手の使い手たちが乗り込んできた! 実在したスター武術家たちの青春群像活劇、完結巻。

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しばらくは本の紹介もしていなかったけど、しっかり読んでいますよ。こんな本を読んでいたりしました。
最近はニュースでさえもテレビで見る時間がなく、サッカー以外にテレビを見ている時間はほとんどないですね。日曜日に『天地人』をたまに見るくらいでしょうか。

いつになったら、録画してある『黒部の太陽』、見ることができるのでしょうか・・・