風に舞いあがるビニールシート



森 絵都/著

国連で難民事業に携わる里佳は、上司で元夫のエドがアフガンで死んだという知らせを受ける。そして、エドがアフガンで助けた少女のことを伝え聞き-。
大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語。

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むむ?そういえば大河が夏休み頃にこの人の本を読んでいたぞ。森さんは児童文学作家かと思っていたのだが、このような本も書くのですね。
六つのどの物語も、一つ一つが充分長編になるような話。それが短編に凝縮してあってなかなか面白いですね。森絵都さんは、宮部みゆきさんと同じく読んでいても文章がストレートに脳に入ってきますね。