聖域



大倉崇裕

マッキンリーを極めたほどの男が、なぜ難易度の低い塩尻岳で滑落し
たのか。3年前のある事故以来、山に背を向けて生きていた草庭は、
好敵手であり親友だった安西の死の謎を解き明かすため、再び山と向
き合うことを決意する。

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この物語の設定も、前にも数回書いたけれどやはり山岳小説に多いパ
ターンですね。
物語自体は、けっこう突っ込みどころもあるのだが、主人公の会社を
めぐる人間模様などはけっこうリアルなところもあります。

タイトルに『聖域』とありますが、どこのどの部分が『聖域』だった
のか、読解力に乏しいおいらには分かりませんでした。