ただいま雲の上 らんぼう山日記



みなみらんぼう/著

今や中高年登山者の輝ける星となったみなみらんぼうの痛快登山エッセイ。

目次


神の道をたどり、陶酔の甲斐駒へ
"魔王の冠"キナバル山を行く
スイス50個分のカナディアン・ロッキー
シュラフの中に風が吹く、冬の伯耆大山
感動の連続!ネパール・トレッキング
うるわしのヨーロッパ・アルプス
花と展望と雪渓の針ノ木岳周遊
北八ツ・黒百合ヒュッテと雨の天狗岳
憧憬の北アルプス裏銀座縦走
ちょっとおにぎりを持って、ポカポカ低山歩き
ニュージーランド・ルートバーントラックの山旅
富士山、初めての雪上訓練
ついに日は昇った。感激のキリマンジャロ登山

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この本を蔵書の中(とはいってもさくぞーから借りっぱなしの本だが)
から取り出してみた。たしか裏銀座の章があったと思うので、今年の
山の何かの参考になればと思ったのだった。

ふむふむ、楽しみにしているブナ立尾根の登りは標識が12箇所ある
んだな。約20分間隔で合計240分か。おいらたちだとどれくらい
かかるのかな。

らんぼうさん一行、いいなあ、おいらもいつかはこういう山行をした
いもんだ。日程も予算もふんだんに使ってあり羨ましい。
かかる予算が8万円かあ・・・極貧のおいらたちはというと、2泊な
ので8,500円×2、これにビール代がプラスα
新穂高から松本駅までのバスが2,800円
松本駅から信濃大町駅650円、
今回はタクシー代もかからないし、新穂高には無料の風呂もあるよう。
あとは七倉までの往復のガソリン&高速代だけかあ。25,000円で
なんとかなるかも・・・

前から思っていたけれど、山にはおいらと同年代の人はほとんどいない
よな。いるのは年配者がほとんどだし、若い人もちらほらいるのだが、
30代の家庭持ち風の人はまずいないね。時間も金も一番ない世代だも
んな。
そんな中、おいらは自分の我儘で山へ行かせてもらっているけれど、こ
れはとても贅沢なことだな。申し訳ないので精一杯楽しんでこよう。(w

いつの日か、おいらも体力が衰えてきているなら、らんぼうさんのように
こんなのんびりの山行もしてみたいね。


将来やってみたい、ささやかなるも大きな憧れとしては、たとえば中房温
泉や、室堂、上高地など登山基地へは夕方には入っていることっす。
その日はゆっくり温泉&散歩でもして、一杯飲んでから8時頃には眠りに
つこうか。
次の日は朝も5時ころまでに出発すれば涼しいし、睡眠時間も充分確保で
きるね。交通機関で入山してくる登山者とも会わず静かな山旅ができるだ
ろう。