地球でいちばん過酷な地を行く 人類に生存限界点はない!




ニック・ミドルトン/著

極限の地に生きる人々を追い求め、著者は世界中を駆けめぐった。
極寒のシベリアから灼熱のエチオピア、南米チリの乾燥地帯。
そしてインドの世界一多雨の州へ。さまざまな体験・苦闘の末、
著者が「最果ての地」で見たものは―。
世界の三大陸を踏査して描いた命からがらの極限ルポ。

目次

第1部 世界で最も寒い街―オイミャコン(シベリア)
   (イルクーツクでの過酷な洗礼世界最大の淡水湖・バイカ
   の眺め ほか)
第2部 世界で最も乾燥している街―アリカ(チリ)(ドン・セシリオの
   気になる予言 標高四千五百メートルの銅鉱山 ほか)
第3部 世界で最も暑い町―ダロル(エチオピア)(「殺されないことを
   祈っていますよ」アファール放牧民との出会い ほか)
第4部 世界で最も雨の多い街―マウシンラム(インド)(「太陽が顔を
   出したら学校は休み」「二次元の国」バングラデシュで ほか)




よくまあこんな所に住む人がいるよなあ・・・そこに生まれたのは仕
方ないにしても、こんなとこはすぐに出て行きたくなるような気がす
るが、これでも『住めば都』なのだろうか??

昔、『ツンドラの夏』の写真を見て、青い空や限りなく続く草原と、
ものすごくいい所に見えたのだが、実際は人の指ほどもある蚊が
無数にいて襲撃してくるので網で体を覆わなければならないし、と
ても人が行けるような所ではないと読んだことがる。
この本で紹介された所も、写真や紹介文では『もしかして行けるか
も』と思っても実際行ってみればとてもたいへんなところなんだろう。