山と渓谷6月号 疲れないコツ その1

最近の「山と渓谷」、あまり面白くないと思うのはおいらだけだろう
か?図書館で読めるので「もう今月は買わねーぞ」と思い続けて早3
ヶ月・・・今回もつい買ってしまった。

今月号の特集「登山体の作り方」は興味深かったな。その中でも「ナ
ンバ歩き」と「休憩の取り方」について、おいらも同じことを実践し
ているので紹介してみる。

おいらはトレイルランナーとしてはたしかに5流だけれど、普通の登
山者に比べればそれなりには歩けるほうかなという自負は多少ある。
その、おいらの山での「歩き方」と「休みかた」には特徴があって、
今までそれが自己流だとばかり思っていたけれど、今月号で他の人に
よって紹介されていて、ちょっとだけ根拠があるものだったと知り、
少し驚いている。
トレイルランナーは「タイム」を気にするのだろうが、おいらは「な
んちゃって」なので「タイム」はまったく気にせず、「いかに疲れな
く行くか」が課題なので、このへんの研究はやってきたっけ。

まずは歩き方。
今まで「ナンバ歩き」なんていう言葉は聞いたことがなかったけれど、
おいらは昔からこの歩き方だぞー。
最初のきっかけは、15年くらい前だろうか?フレデリック・フォー
サイスの小説だったと思うのだが、イギリスSAS(世界最強といわ
れる特殊部隊ねー。)が、山岳地帯の訓練でこのような歩き方をして
いるというのを読んで、遊びでやってみたらけっこう楽だったのがき
っかけでこのような歩き方になっている。(SASより昔の飛脚のほ
うが先輩?(w  )

山と渓谷」でもふれているが、足を肩幅よりちょっと狭いくらいに
開き、脚の線を1軸でなく、2軸で歩き、脚の筋力を使わず上体の動
きと同時に脚が出てくる感じかな?、
一番気にするところは、「とにかくふくらはぎには負担をかけないこ
と」かな。
きつい直登を1軸で歩幅大きく登ればふくらはぎには大きな負担がか
かるけど、2軸で歩幅小さく登ればふくらはぎには負担がかからない
もんな。

下りでは、スキーと同じで上体が遅れてはいけない。
腰がひけてしまって足が先に出ていると、スリップするし膝に負担が
かかってしまう。2軸でつま先を内側に向けて歩き、着地の瞬間に膝
を前に出し、太もも周辺で衝撃を吸収するようなイメージかな?
慣れないと太ももが筋肉痛になるけれど、これは鍛えていけばなくな
ってくるぞー。
太ももなら鍛えようがあるけれど膝を鍛えるっていうのは難しいと思
うからなー。

その2へ続く