南方熊楠 森羅万象に挑んだ巨人 (別冊太陽 日本のこころ 192)
中瀬 喜陽 (著)
博物学の巨人であり、エコロジーの提言者である熊楠の没後70年記念号。その生涯と思想をビジュアルに展開した、熊楠を知るためのエンサイクロペディアといえる決定愛蔵版。
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南方熊楠(みなかた くまくす)をして、日本人最高の頭脳を持つ人といったら言いすぎだろうか?今まで何冊か南方熊楠の本を読んでみておいらはそんなふうに思えるぞ。
ただ、熊楠は地位や名誉などいっさいを気にせず、あくまで自分の知的好奇心を探求した人のようで、おいらてきには、人よりはるかに優れた頭脳を持つ人だったら、少しでも世の中の人のためになるような研究をしたほうがよいと思うのだが・・・
熊野の山奥で隠遁生活を送って、こんな人だもんな・・・
でもとにかく凄い人だと思います。