ここのところ読んだ本は

百年の孤独



G・ガルシア=マルケス/〔著〕鼓直/訳で検索

書籍紹介: 愛の欠如のなかに生きる孤独な人間の生と死、相つぐ奇想天外な事件、奇態な人々の神話的物語世界-マコンド村の創設から百年、はじめて愛によって生を授かった者が出現したとき、メルキアデスの羊皮紙の謎が解読され、ブエンディア一族の波瀾に満ちた歴史が終る。世界的ベストセラーとなった傑作長篇の改訳。ノーベル文学賞受賞。

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Yhasさんが『むろや』で〆に呑むお酒のことではありません。
G・ガルシア=マルケスの不朽の名作ですね。

久しぶりに読み返したけれど、とにかく名前がややこしいね。アウレリャーノ・ブエンディーア、アルカディオ・ブエンディーア、普段まったく馴染みがない名前のうえに、子孫も同じ名前なので酔っぱらって読んでいると訳がわからんぜよ。


酔いどれ犬



樋口明雄

鳴沢多聞。彼は一度だけTVドラマの主役の探偵役を射止めたことがあったが、ここ最近は、役者としての仕事もなく、妻にも逃げられ、日雇いの仕事で得た収入で飲んだくれる堕落の毎日を送る。そんななか飲み仲間の友人が殺された。彼には多額の保険金が掛けられていたという。事件後、全く身に覚えのない鳴沢の周囲を嗅ぎ回る者たちが現れる。身の危険を感じ始めた鳴沢は捜査に乗り出し、事件の裏に隠された愛憎劇の真相を知る…。

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最近、わりとお気に入りの、北杜市在住の樋口明雄さん。
これもなかなかよい本ですね。



月に繭 地には果実




福井晴敏/著


かつて、地球を壊滅寸前まで追い込んでしまった人類。一部の者は月に逃れて地球の再生を待ち、残った人々はおぞましい滅亡の記憶を封印した。それから2000年の時を経て、月の民は地球帰還作戦を発動。決行に先駆け、地球に送り込まれた「献体」の中に、ひとりの少年がいた…。

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福井晴敏さんによるスペースオペラのお話だと思って、何の予備知識もなしにこの本を借りてきました。読み進めていくと、むむ!ガンダム本だったですか?たしかにサブタイトルをよく見れば書いてありますね。まったく気がつきませんでした。

好きな人は楽しめるかもしれないですね。おいらはいまいち入り込めなかったですが。