財布に優しく行ってきた。

今回の反省と来年以降への決意

今回、このルートを行くにあたって、『考えるところあって』と以前
に書いた。それは・・・

このルートを選定したときに、もちろん山小屋利用も検討した。1日
目農鳥小屋に一泊二食付きで泊まって、二日目コースタイムでは15
時間以上だが、軽い荷物なので楽だろう。泊まりは二軒小屋ロッジで
一泊二食で11,000円、ちょっと高いがお風呂もあるし、ご飯も美
味しいものを食べられるだろう。
今書いていても、こちらのプランのほうが楽しそうである。

しかし!
達観に比較してもらったところ、「財布に優しいほうへ連れて行け」と
厳命が下ったのであった。
達観も順調なら来年度からは娘さんが大学生、小遣いを益々減らされる
見込みのようである。みんな誰もいっぱいいっぱいの中で生活している
ね。
今までは、「年に数回のことならお金がかかっても快適のほうがいい」
と小屋泊で意見が一致していたが、来年からはテント泊などでお金を
かけない方向で行ってみたいと達観と話していた所でした。
今回はその『試し』もあって、このようなプランとなったのです。

さて、今回はテントは持っていかないだけで、それ以外はテント泊と
同じ装備、自分が13㎏以上の荷物でどれくらい歩けるものだろうと、
確かめてみた。結果は・・・・
いやあ、怪我あがりでトレーニング不足もあるとは思うけれど、自分
がこれほどまで歩けないとは思わなかったぜよ。
来年までにはもちろん体を鍛え直すのだけど、色々と考えたこともあ
ります。

おいらの山の道具は、服以外はすべて20年選手になるのです。
テントなんて、おいらの持っている『ライトエスパース』はフライシート
含めた重量は3.75㎏ぐらいあったような気がするよ。ぜんぜん、『ラ
イト』じゃあないね。
最近エスパースの2人用モデルは1.75㎏なんていうものもあるよう
だし、シェルターやツェルトもいいのが出ているようだ。20年の
道具の進歩は大きいね。少しづつ軽いものに買い替えていきたいと
思います。
来年度の山行、幕営装備で乾燥重量6.5㎏、完全装備8.5㎏を目指
して準備を始めます。


さてさて今回の山行の決算額、事前の買出し分は含んでいないけれど
おいらの場合、こんなです。
芦安~広河原 バス代1,000+協力金100円
二軒小屋宿泊 寝具なし3,500円
ビール代500×3本で1.500円
下山後コンビニでビール2本、つまみで500円
湯めみの丘700円
大清 日替わりランチ680円 ビール600円

合計8,580円で済んだ。北アの山小屋泊まりとは比較にはならな
いほど安いやね。
達観はもう山小屋に泊まる気は全くなくなってしまったようだ。
おいらも、今までのわずかなへそくりに今回浮いたお金を足せばニ
コンのD40に手が届きそうです。