今年の黒部行きは断念。

ここではまだ紹介していなかったが、志水哲也さんの『黒部物語』を読んだり、吉村昭さんの『高熱隧道』を読んだりして、行ける日を楽しみにしていたのだが。

会社がくれる2日間の休み、14、15日と無理してでも休んで黒部行きを決行しようかと思っていたが、先日のハセ○ネの惨敗のせいか気分が乗らないし、脚のダメージも回復しないので、来年以降の楽しみにとっておこうかね。

当初予定していた、八方尾根~祖母谷(泊)~水平道~下ノ廊下~黒部ダムのルート、1日目の行程は問題ないようだが、問題は2日目にあるようだ。脚を滑らせば死ぬという緊張を長時間強いられるようなので、一日で走破はやめておいたほうがよさそうだ。無理せず紅葉をゆっくり眺めながら阿曽原泊がいいかもな。

このルート、欅平から阿曽原、下ノ廊下と一本の線で行ってみたいので、トロッコ電車を組み合わせを考えたけど、これってものすごく時間がかかるようだね。

いろいろ考えてみた。

1、 信濃大町に車をとめて、黒部ダムから欅平に抜け、電車を乗り継いで信濃大町駅まで戻る。これだと朝一番で欅平を出たら夕方まで電車にずっと乗っていなくてはならない。電車に乗るのが好きな人ならいいが、かなり大変そうだ。

2、 東京を夜中に出るバスで早朝に富山へ着き、欅平から入る。時間があるので祖母石も往復できるかも。帰りは信濃大町から電車で帰る。これはお金も時間もかかりすぎてしまうし酒を飲みすぎてしまうね。(飲まなきゃいいだけの話しだが・・・)行きから電車でビールをグビグビ、バスでは日本酒をクイッと。小屋ではウィスキーをチビチビ、ダムに着いたらビールをゴクゴク、しかも信濃大町駅では大町の二郎・・・(  ̄ー ̄)だいぶ体重が増えて帰ってきそうである。それにひきかえ財布はかなり軽くなるかもな。

3、 信濃大町駅に車をとめて、6:12の電車でスタート、乗り継ぐと欅平に12:24に着く。阿曽原小屋まではコースタイムで5時間。17:30には着くかな。山小屋のご主人は遅く着くと怒る人らしいのだが、予約をして遅れる旨をあらかじめ伝えておけばいいかな。まあ、慎重に行ってもコースタイムまではかからないと思うが。

4、 おいらは宇奈月、さくぞーは黒部ダムからスタートし、阿曽原で車の鍵を交換する。

まあ、3でしょうかね。