６月２０日、２１日関東方面　日本百名山４山ピークハント（３山）１日目

～出発前～

今年はどこの山も雪が多い。アルプス級の山だと大きなアイゼンが必要のようなのでやめておこう。天気もあまりよくないが、せっかくの機会なので行ける山を探してみた。行先としては、普段行くことのない関東方面の日本百名山めぐりを考えた。うーむ、あまり行くことがないので位置関係がよくわからないぞ。下調べの時間があまりとれないなかで、男体山、日光白根山、武尊山、皇海山、赤城山、谷川岳が近いので、一日目に日光白根山と皇海山。二日目は男体山と赤城山とした。

前夜出発して皇海山の登山口まで行き、早朝発にすればとても効率がいいのだが、前夜は仕事で遅いので出られない。日光白根山のロープウェイは７：３０からなのでそれに間に合うよう、また、高速道路の深夜割引に間に合うよう３：４０に達観宅を出発だ。

３：５５　甲府南IC、圏央道から関越、６時頃には沼田ICまで行く。数年前、尾瀬の帰りに食べたラーメン屋を過ぎて尾瀬との分岐をまっすぐ行き、丸沼高原スキー場に７時前には到着する。ちょうど日本戦が始まるころだがテレビもラジオも入らない（涙）

ロープウェイ乗り場に行くと・・・なぬ！平日なので８時からですと？？これは大失敗だ。しかも来てみてわかったのだが、皇海山へ行く林道への分岐が沼田ICから予想以上に近かったので、ここからではかなり戻らなければならない。

皇海山を先にした場合、日光白根山のロープウェイの終了時間に間に合わないとたいへんだと思いこちらを先にしたが、次の機会には（たぶんないけど）、絶対に皇海山が先だろう。ロープウェイの終了時間に間に合わなくてもスキー場の中の作業道路を下ってくればいいだけだ。

８時よりロープウェイに乗る。ロープウェイとはいってもスキー場にある８人乗りのゴンドラのことである。１５分ほど乗り、山頂駅を出発して歩きはじめる。

よく整備された登山道から森林限界を超え、景色が広がる山頂への取り付きへと行く。

一番乗りで着いた山頂はけっこう狭いぞ。

計画では周回する予定であったが、ロープウェイの出発が遅れた分、皇海山の下りが暗くなってはイヤなので来た道を引き返す。

平日なのに登山者多いね・・・さすがは人気の山だ。あと・・・初心者多いかも・・・「あとどれくらい登るのか？」と聞いてきた人が多すぎ・・・

丸沼高原を後にして皇海山への林道に行く。途中、達観はラーメン屋でラーメン、餃子、ライスのセットを食べている。おいらは車でドライゼロとパンと昼寝。

皇海山の登山口までの道はホント参った。国道から「しゃくなげの湯」までもけっこうあるのだが、林道に入ってからとても長いぞ・・・１時間近くダートを走る。「登山口に気が付かずに行き過ぎてしまったのだろうか」と不安になる頃、皇海橋に到着した。

１４：３０頃、登山開始。何度も渡渉をして沢沿いに登っていく。赤テープを見失わないように注意する。心配するほどではなく道はしっかりしている。やがて急登となり不動沢のコルに出ると鋸山との分岐だ。

１６：００　山頂

１８：３０　車到着。

長い林道を帰ってくるが、なんとここで緊急事態。ガソリンがなくなる！出発前に満タンにしていったのに、林道長すぎ・・・

しゃくなげの湯でゆっくり温泉に入りたかったが、ガソリンが心配だったのでこちらが最優先。GSを探したがどこにもなく、結局沼田ICまで戻ってしまった・・・（涙）GSもIC付近には２４時間営業があったし、ガソリンはまだ少しは余裕があったので温泉に入ってもよかったのだが・・・しゃくなげの湯は、けっこうよさそうな温泉に見えました。残念。

中禅寺湖に移動する。テントを張る場所を探す。神社の境内の中が登山者の駐車場だが、テントを張りづらい雰囲気。他に適当な場所もなかったので車中泊とした。こうして長い一日が終わった。