聖なる怪物たち



河原 れん (著)

経営難に苦しむ総合病院に、ある夜、「飛びこみ出産」の妊婦がやってきた。当直の外科医・健吾による帝王切開手術の甲斐なく、妊婦は急死。身元のわからない新生児が病院に残された。直後、手術に立ち会った看護師長・春日井と、健吾の恋人でもある看護師・瑤子が、謎の男に「妊婦のことは口外するな」と脅され、数日後、健吾は院長から、この夜の出来事を理由に病院を辞めるよう言い渡される―。妊婦は何者なのか?なぜ死んだのか?脅しに来た男は誰なのか?新生児は誰の子か?なぜ、病院を辞めなければならないのか?様々な疑問を抱える健吾は、「出産」にまつわるひとつの“真相”にいきあたるが…。傑作医療ミステリ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

朝一番で図書館に入ると、『テレビ・映画化された本』のところにこの本が普通にあったので借りてみた。

たしか今、テレビドラマで放映していると思うのでネタバレになってもいけないので詳しくは書かないが、世の中、みんな悪い人ばかりでもないと思うのだが・・・作者さん、少し書きすぎてしまったのかな?それとも最近の本はここまで書かないとウケないのかな?