秘境に学ぶ幸せのかたち


田淵 俊彦 (著)

秘境に魅せられ、約20年間にわたって現地取材を続ける著者が、逞しく生きる人々の実像から人と人の絆、命の意味を問い直す。

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かなり昔になるけれど、テレビで秘境に暮らす人々のドキュメントを見たことがある。とある一日、大勢で協力しあい半日かけてハチミツを取っていた。それを分け合って食べているときの皆の幸せそうな笑顔。「この人たちと現代社会に生きる日本人とでは、いったいどちらが幸せなんだろう?」って思ったよ。

秘境に暮らす人々からすれば今の日本の姿は夢のような世界だろう。水は蛇口を捻れば出るし、冷蔵庫にはいつも冷たいジュースがある。食べるものや娯楽、医療も満ち足りているし、他にもetc・・・・・言い出せばキリヶがないね。
しかし、生まれたときからそれらが普通にある若い人たちは、今さら幸せを感じないよね。

この本では、秘境に生き、過酷な自然と向き合っていくがために、長い年月をかけて培ってきた風習などを取り上げているね。とてもおすすめの一冊です。