タナボタ!

高嶋 哲夫

プータローの大場大志(27)が国会議員になった。年収2,200万円、都心一等地に建つ宿舎、JR無料パス、海外視察費190万円―数々の特権を手にして歓喜する。だが、人口3倍の米国より約200人も多い議員数や実働年間200日で欠勤、遅刻自由の勤務体系など、政界の実態を知るにつれ嫌悪感を抱いていく。そんな時、介護制度にまかり通る不条理な法律の存在を知った。党の方針に背いて法改正を目指す大志。先送りしたがる党幹部や非協力的な官僚に打ち勝つことができるのか。

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先月に、『参議院議員になりたい』など書いたが、この本の主人公こそおいらの理想の姿(w だね。 今の選挙制度は、先の郵政選挙といい民主党が政権をとった選挙といい、一度風が吹くと代議士になる資格もないような人までなれてしまうから恐ろしいよな。 民主党の例のフリーター議員って、今ころ何をしているのだろうね。実は資産家だったなどの報道もあったようだが・・・

http://ja.wikipedia.org/wiki/磯谷香代子

あ、この本ですね。楽しく読めました。