小川山@伐採小屋跡に注意

今回は小川山へ。行った道を帰ってくる往復は好きではないので周遊ルートを考えてみた。
瑞牆山荘~小川山~大日小屋~金峰山往復~瑞牆山荘の予定。ホントは逆のルートのほうがよさそうだが、山梨百名山に登るのに長野県側から登るのはナシだろう。

前夜はたくちゃんの保育園の行事があるので10時に達観宅へお迎えに。
11時すぎに駐車場に着き、ビールで軽く一杯やってから11:30には寝た。降ってきそうな満天の星空で、明日はいったいどんな好天になってしまうのだろうかと思いつつ・・・

2:30起床、3時には駐車場を出発。ん?星がまったく見えないぞ・・・ヘッドランプのせいで見えていないのかな。

富士見小屋をすぎ、瑞牆山と小川山の分岐はすぐにわかった。そこからは道は細くはなるがしっかりとしている。伐採小屋跡から『韮崎警察署』の看板のある地点に渡渉して行くと、あれ?踏み跡が薄くはなるが、綺麗な赤テープがしっかりついているので進んだら・・・八丁平はすぐのはずなのに、なかなか着かないと思っていたところ、ひょっこり出たところは、な、な、なんと大日小屋だったあああ。 やっちまったぜい・・・

このまま金峰山に行ってしまおうかとも思ったが、やはり山梨百名山山梨県側から登らなくては。気をとりなおし大日岩から八丁平に向かう



5:22 大日岩。ここからの眺めは素晴らしい。



八丁平に出て少し行くと、伐採小屋から登ってくる地点に出る。この時点ですでに2時間近いロスになってしまった。これでは金峰山は無理っぽい。
先を急ぐ。ここの森の様相はいいな。奥秩父らしい山を静かに楽しめる。ただし長いので景色が変わらずそのうち飽きてくるかも・・・。一ヶ所見晴らしのいい岩場を過ぎ、ちょっとだけ切り開かれている山頂に到着。展望はない。

小川山山頂 7:43



しばし休憩して長野方面に下りだす。ところどころシャクナゲに覆われ道が細くなっているが、こちらのほうがはるかに展望もよく道も登りやすい。かもしか新道との合流地点から先はさらに道が整備されており、廻り目平キャンプ場からの周遊は楽しそうだ。

10:00ちょっと前には廻り目平キャンプ場に到着。ここは数年前に家族で泊まりに来たっけ。おいらはキャンプ自体が目的で出かけたことは数回しかなくて、他のキャンプ場の様子はよくわからないけれど、ここは雰囲気やロケーションなど素晴らしくて好印象を持ったことが記憶にある。

やや傾斜のキツい林道をしばらく歩き、林道はやがて登山道となる。金峰山荘から金峰山に向かう道は左に折れ渡渉するようだが、おいらは朝の遅れが致命的。小雨も降ってきたので金峰山は諦め八丁平へ向かう。沢沿いに登りつめ、ついたところが八丁平、しばらく小川山方面に向かうが、何かこの道、朝も通ったような気もするが・・・w。分岐を下りだすと、それこそあっという間(10分ほどか?)に伐採小屋跡についた。朝、渡渉した韮崎警察署の看板のところに着いたのだが、登りでは渡渉したあとどこで間違えたのだろう。

雨が降るなか、駐車場まで下り、13:00頃に到着した。廻り目平以外では人に会うこともなく、静かな山であった。どうもおいらにとって、鋸岳といい、小川山といい、伐採小屋跡というのは鬼門のようである。