酒のほそ道紀行@第1巻 第9話『焼き鳥の極意』

宗達はかすみと本格的な焼き鳥屋へ入るが、ご主人はとても機嫌が悪く気難しい人のよう。イライラしたやりとりのあと、ご主人、焼き鳥を串から外したかすみを怒鳴りつけるが、今度はかすみが逆切れしてしまう。
しかし本当のところは、ご主人はあまりにもお酒が好きなので、奥さんとの約束で、ある時間までは飲むことを我慢してイライラしていたのであった。お酒が入ったご主人は愛想がよくとてもいい人であった。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

店主がやたら偉そうに威張っている店ってあるらしいよね。おいらはあまり外食しないし、行くときも決まったところしかいかないので、そんな店主に当たったことはあまりないのだが、けっこう昔だが一度だけあったな。
そんなとこもう2度と行かなければいいだけの話しだが、あまりにも我慢しかねて店主に怒ったよ。「こんな不愉快な思いをさせて、金をとるのか?」その他にもしっかりと言うべきことは言ってきたが、今ではそんな元気もないね。

お酒を飲むと怒りっぽくなる人もよくいるが、おいらは飲んでいるときはご機嫌。本来ならたいがを叱らなければならない場面も、お酒が入っていると怒りたくないし自分の判断力に自信が持てないので我慢してしまう。たいがに言わせると、飲んでない時に叱られるほうがよっぽどイヤなのだそうだ。
お酒の用意をしたのだが、飲む前に注意しておこうと叱りだした時なんて、「早くお酒を飲んでくれよ」なんて言われたことがあるよ・・・おいらもこの物語に出てくる店主と同類かね・・・