明治・大正・昭和 華族のすべてがわかる本



近代日本の幕が開いた明治時代―。それまでの武家・公家という前時代の貴族たちを統合し、皇室の藩屏として新たに創設された華族―。華族にはノーブレス・オブリージュ=高貴なる者の責務を果たし、全社会の先導者としての役割を期待されていたのだが…。誕生から終焉までおよそ70年、在りし日の華族の実像、その素顔を紹介する―。巻末付録、華族1000家全一覧・主要華族系図集つき。

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むむむ!我が家の家系が載っていないぞよ!何故だ!(w 

我が家のご先祖様は由緒正しき水呑み百姓、昔から食い物にはさぞかし苦労してきたことだろう。しかしお家が絶えることなく益々繁栄しているのだからたいしたものである。供養のためにご先祖様の分まで美味いものを食ってお酒を飲んでやるか。

さて、世の中『自分の家系は華族に連なるもので自分は家柄がいい』なんて自慢している人にも出会ったことはあるが、華族といってもいろいろあるのだな。(だいたい自分がロクでもないやつに限ってこういう自慢をする)
イギリスと違い日本の華族制度はわずか70年で終わりじゃないか。華族に認定されるのだってけっこういい加減なものだったんだな。大藩の大名で『殿』の直系や、公家の直系でなければたいした自慢にゃならないぞよ。