破弾




堂場 瞬一

故郷を捨てた男は、それでも刑事にしかなれなかった。警視庁多摩署で現場に戻った了は、刑事部屋で倦厭され孤立する美女刑事とコンビを組む。命じられたホームレス傷害事件に腐る二人だが、被害者の周囲にはなぜか公安の影が……。東京郊外の新興住宅地に潜む、過去の闇を暴けるのか? 新警察小説

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警察の小説はいくつも出ているよね。警察官の普段の様子についてどこまで正確に書かれているかはわからないが、どれも人間関係がたいへんそう。普通の社会人だと相手に遠慮することも、警察小説だと遠慮ないもんね。

この中で働く人たちはストレスも多いことだろう。

あ、この本ね。4~5冊くらいのシリーズの中の第2弾だったようだ。
読み出してすぐに、一番怪しくなさそうな人が、『あ、この人が犯人かも・・・』