東京 一日目

東京へ一泊で行くことに。

昼食は築地の予定。築地には昔から一度行ってみたい店があったのだよ。おいらは今まで築地には2回行ったことがあるけれど、どちらも土日だった。目的のこの店は土日祝日が休みなので今まで縁がなかったけれど今回は大チャンスだね。とても楽しみである。

人気店と聞いているので早めに入ろうと、築地に着いたら場外市場方面に勢いよくダッシュする。ありゃ?なんかへんだぞ。地図をよく見ると市場とは反対方向だった。(汗

こんなお店



外からでは見た目にはお世辞にも立派な店ではないぞよ。中に入ってみるとカウンターのみ13人ほどか。驚いたことに、この狭い店なのに厨房では男性が2人、給仕では女性が3人も働いているよ。多いだろ!と思ったけれど、客に目が行き届くようだったし、どの人も優しく、店の中がいい雰囲気で満ちていたね。



ランチメニューの中から『さば焼き なかおちセット』を注文する。ご飯とみそ汁はおかわり自由のようだ。

いやあ、驚きですがな。客の注文のたびに、本わさびをその場ですりおろしているぞ。
鯖もその場で焼いている。こんなのがでてきました。



真ん中のコップは水ね。w

素晴らしい。ご飯もみそ汁もホント美味しいやね。ここのランチ、山梨県人にわかりやすく説明すると、JA甲府市池田支所となりの『太陽』のランチを、数段レベルアップしたような感じかな。

でも・・・横の壁に貼られた品書きを見てしまうと、やっぱりおいらは酒飲みなので夜にゆっくりと飲みにきたくなってくるね。

築地に初めて行くのだったら市場のほうへ行って、もっと高いお金を払えば、もっといい魚や一流の寿司が食べられる店がたくさんあると思う。でも、おいらのような庶民にはそういう店は値段が高すぎて身分不相応だね。前に行った店も美味しいのだけど敷居が高すぎて、落着いて飲み食いできないがな。
おいらは、こういう、自分の身分相応と思える安くて美味しい店が気持ちも落着いて大好きなようである。


この日の宿は、浅草、『黄金のう○こ』アサヒビール近くの宿だ。

当初の計画では、適当な所で宴席を抜け出して、『ゆりかもめ』に乗ったりして20:30までにレインボーブリッジに到着、レインボーブリッジを走ってお台場側に渡って写真を撮るというものだった。電車の乗り継ぎなど下調べは完璧にしていったのだが、酒宴を抜け出すタイミングを逸してしまって、次の機会のお楽しみになってしまったよ。残念だ。

こうなればと、夜の隅田川沿いのいくつかの橋を見物しようと、歩きはじめけれど足元がおぼつかないのでやめておいた。