大蔵経寺山から兜山

いよいよ暖かくなってきたので一日かけてゆっくり山へ行きたいが、この時期は妻の仕事も一年で最も忙しい時期。いろいろとやることもたくさんある。朝早起きして昼頃には帰ってこられる山を検討した結果、この山にした。

達観を5時にお迎えに行き兜山登山口へ。鎮目ランプで降りてフルーツラインを行けば何のことはなかったのだが、うっかり行き過ぎてしまい、岩下ランプから行ったら道がよくわからず時間を大きくロスしてしまった。
登山口のあずまやに自転車2台を置く。前回はここから春日居の駅まで走ったのだが、けっこう距離があるもんだな。車での往復も思ったより時間もかかってしまった。

大蔵経寺山登山口へ向かう。大蔵経寺山への登山道には駐車場がない。昔は大蔵経寺の横を登って車を駐車できたとも聞くが、今では鎖がかかっている。大蔵経寺にとめていいかもわからない。他に駐車できそうなところを探していたらここでも時間をロスしてしまった。

予定よりだいぶ遅い、6時36分に登り始める。つづら折れの林道が終わると途中からは里山の雰囲気のいい林を登っていく。途中では甲府方面の景色もいい場所もある。最初から標高が高いところから登るのではなく、すべて自分の脚で登ってきたところを振り返るのは気分もいいものだ。
登りはじめから約45分の7:20頃大蔵経寺山頂に着いた。むむ??よくコースタイムがわからないぞ。コースタイムは1時間40分くらいだったはずなのだが・・・おいらたちのこの日のペースはけっして速いわけではないのにな。何か間違えているけどまあいいか。





大蔵経寺山頂からは道も悪く、テープをたよりに行くのかなと思っていたら、迷いようもないほどしっかり整備されている。山頂からしばらく行くと先日の山火事の跡をとおりすぎる。しかし不思議だな。どの木も上のほうは燃えず、土に近いところの30cmが黒くなっている。まだ焦げ臭いところもある。

途中では立派な指導標もあり、普通の登山道で岩堂峠に着く。ここから兜山方面へハイキングコースをほんのちょっと行くと、前回道を間違えて向こうから降りてきた営林署小屋跡にでた。こんなに近かったのだな。前回、深草観音からぐるりと廻ったときにはここまで1時間近くかかったような気がしたぞ。

兜山へ取り付く。ピークを登り、しばらく歩くと 10:20 山頂に到着。少し先の展望台は多くの人で賑わっている。30人ほどもいただろうか。ここからは御坂山塊の山々が一望だね。




ラーメンを食べている人がいて美味しそう。達観も「景色を見ていても腹は膨れない。早く下ってラーメン食おうぜ」とのことで山腹コースを駈け下る。30分はかからずに駐車場に到着したかな。

フルーツラインを自転車で行くが、桃や李、桜の花が咲いているね。これらの花が一斉に咲いていることは珍しいのでは。
このコースへ再度行くようなことがあれば(たぶんないが)、自転車をデポせずに、大蔵経寺山から登りはじめ、兜山へ行ったらそのまま走って下ってきたほうが手間を考えるといいね。時間も早いかもしれない。
また、緑が丘スポーツ公園を出発して、千代田湖、興因寺山、武田の杜、深草観音、大蔵経寺山、石和駅、のコースは真冬にでもけっこういいかもしれないな。トレイルランに最適なコース、石和の温泉に入って電車で帰れるね。

11:30頃には大里の『円熟屋』で『やさいとんこつラーメン』を食べた。それなりに発汗量もあったので、山のあとのラーメンは美味いな。

12:30には自宅についた。午後は車2台のタイヤ交換をしたり、家事をやったり、たくちゃんと遊んだり。

夜は区の組長会で慰労会。ビールが美味くて、ついついたくさん飲んでしまった。
充実の一日だったな。