くるくる橋のおサルさん



休みの日になると、たくちゃんにせがまれて、よくここにサルを見に来ます。
ここは旧白根町にある通称ループ橋、たくちゃんに言わせると、『くるくる橋』です。

この橋、誰が何のために計画したのだろうね。どこへ抜けるわけでもなく無用の長物のように感じてしまうのはおいらだけだろうか。もしかしたら、将来に県内を一周するような農道が計画されているとの話も聞いたことがあるが、その一環なのだろうか。

展望台には小さな立て札が。関東の富士見百景『南アルプス市からの富士』はここからの景色だそうだ。
このような場所を登録するとは、ここまで感覚に乖離があるのだね。他にも適当な場所はいくらでもあるだろうに・・・




古の人も見たであろう富士山、このままの姿、いや、もっと美しい姿を後世に残していきたいと思う日本人のシンボルだね。
いっぽう何のために作られたか分からず、地方の公共事業のムダの象徴とも言われ、ほとんど通る人もない醜悪なコンクリートの塊、景観を著しく損なっていると思うのだが、この場所を『南アルプス市からの富士』ということで選定してしまうのだからすごいよね。

おいらは市民として恥ずかしいよ・・・