竹島・独島 史的検証



内藤正中/著 金柄烈/著

竹島(独島)をめぐる3つの論点―竹島は、日本固有の領土か?1905年の
領土編入は合法的だったか?対日平和条約で、竹島は日本領として残
されたのか?―を厳密に検証する。

目次


第1部 竹島の歴史(竹島固有領土論の虚構
米子町人の竹島渡海
竹島一件と安龍福
安龍福の抗議来藩
竹島外一島の領有権
日本領土編入をめぐる問題点
戦後の竹島問題)
第2部 独島の歴史(于山島は独島なのか
竹島渡海免許の不法性
安龍福のための解明
日本の軍事的要請による独島編入
外交権の剥奪後の終結と望楼撤去
サンフランシスコ講和条約と独島
韓国の実効的支配と独島)
第3部 総括(日韓両国の竹島(独島)論争
固有領土論をめぐって
安龍福の評価をめぐって
竹島外一島本邦関係無之
日本による領土編入
対日平和条約以後)

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竹島(独島)問題についてはここで書くまでもなく、みなさんご存知のこ
とだろう。

実際にはどういう問題あり、両国でどのような意見の食い違いがあるの
か詳しいことを知りたくて借りてみた。

この本を読んでみて、噛み砕いてみて、その結果を判りやすくみなさん
に説明すると・・・説明すると・・・
申し訳ありません、余計に訳が分かりません・・・。

昔の文献では、日本側も竹島、松島と表記がいいかげんだし、韓国側も
架空の島のような記述もあったりするね。

竹島の帰属に関しては、この本を読むかぎりは、日本のものとすること
に多少無理があるような気もするが、このへんは書き手の意識の問題で、
反対意見の学者に言わせればいくらでも反論はあるのだろう。

ただ少なくともこれだけは思うが、日本側が竹島を日本固有領土と発言
するたびに韓国側は妄言などという言葉を使うが、けっして妄言などと
いうことはなく、日本の領土であることを主張することは、根拠のある
ものであることは間違いないようである。