さらば車社会

さて、仕事を定時に終わって久しぶりにドラゴンパークへ走りにいく。

ぐはあ!道の選択を誤り行く途中で渋滞にはまってしまう。それにし ても最近また車の数が増えたなー。

行きかう車を見ていると、なんとまあ、皆一人で乗っているではない か。こりゃあそれこそ『mottainai』だよ。『資源の無駄使い』以外の何 物でもないね。 渋滞で止まっている前の車も280馬力の車で、それを一人で乗って いる。その横を高校生の自転車が追い抜いていくのだからこれはもう お笑いでしかないね。 そもそも自動車っていうのは環境効率が悪すぎるよな。人間一人を移 動させるためのエネルギーなんて、自転車があれば平らな道路では人 間の力で充分だもんな。 50ccの原付バイクでも60キロでるし(法律はダメだけど)、こ れだけあれば市内どこへ行くにもそう困らないはず。 それなのに、自動車なんて人が一人移動するのにわざわざ1t以上も ある物体を、資源を多く使い製造し、ガソリンを燃焼させて、しかも 排出される排気ガスも環境に悪いときたもんだ。 その多すぎる車の横を、資源をあまり使わなくて環境に優しい自転車 が追い抜いていくのが可笑しすぎて・・・

もうここで言うまでもなく、最近の社会情勢は、ガソリン価格の超高 騰や、鉄鋼の価格も凄まじいことになってきているし、資源のない日 本が将来のことを見直すにはいい機会だね。

これからは車中心の社会はやめて、自転車中心の街作り、人作り、環 境作り、体力作り、の社会にしていきたいなあ。 もちろん、自動車産業が日本の景気に与える影響は多大だと思うが、 世界にはまだまだ車を必要とする国がたくさんあるので、トヨタはそ ういう相手に買ってもらうようにしようか。

みんな頭じゃあ、わかっているはずなのになかなか実現できないね。 そもそもおいらが自転車通勤していないもの(w どんな形の自転車だったら社会に受け入れられるかな。そんなことを 考えて走ってみました。

ピザ屋さんや銀行の人が乗っている3輪の屋根つきバイク形がモデル。 これだと大きすぎるので、二回り小さい形の3輪自転車にする。 車輪はもっと大きいほうが楽なのかな。

これに家庭用コンセントから充電式できるバッテーリーを搭載、電動 アシスト機能付き自転車とする。可能なら屋根にソーラーパネルと空 気の通り道に安全な風車をいくつもつけて充電する。

平地や下りでは一定のスピード以上は出なくて、出そうとしてもペダ ルが重くなる。超過した分は発電されて充電される。

さらに平地でのペダルの負荷は、メタボ度により(w、無段回ダイヤ ル式で消費カロリーを調整できる。(ジムにあるバイクのイメージ)

日本は登り坂が多いので、登り坂は超強力アシスト機能が働き、平地 と変わらない労力で登っていける。(これが大事)

屋根や風防があるので雨や風でもだいじょうぶ。冬もバッテリーより グリップヒーターがつないであって暖かい。

大人2人乗りも可能だし、オプションのアタッチメントでは子供2人 の乗車が可能。鍵付き荷物ケースもあり、ひったくりは無理だぞお。

この乗り物は、みんながスピードのでないこれに乗っていれば、お互 い衝突しても危険が少ないだろう。車の走る場所とは別れていたいね。

国には、国策としてこの乗り物の導入に力を入れよう。公共事業につ いてはいろいろと批判も多いが、地方経済における役割はけっこう重 大のようである。無駄な車用の道路を作らずに、この乗り物専用道や 専用レーンを整備しよう。ガソリン税はもっと高くてもいいよ。

企業もこれによる通勤を促し、企業として地球環境への取り組む姿勢 を打ち出そう。社員の健康のためなどにメリットがあると思うので購 入のときには福利厚生費として補助をしよう。自動車通勤を続ける人 には通勤手当を減額してもいいかも。

個人においても、環境問題は人まかせではなく、自分から積極的に参 加しよう。通勤距離が遠い人も、自宅から駅、駅から会社と2台保有 して、車による通勤はなくそう。

とにかく一番大事なのは、行政や企業、個人など、社会全体が『同じ 方向性を持った取り組み』だね。

本当は日本に余っている資源の間伐材で作れれば最高で、「お!お前 のはヒノキかあ、さすがはヒノキ、俺のスギとは違って最高だなあ」 となればいいのだけど、木製自転車はちょっと無理っぽい。

おっと、こんなことを考えている間に予定の8.5km走りました。 やべえ、今回は走りながら次の山のことを考えるはずが、何も考えて いない・・・ 次の山は、日帰りで乾徳山方面の山をいくつかこなし、その次は6月 中下旬に早駈けで、早川尾根方面のロングコースを日帰りで行ってき ます。