フルマラソン参加後記

今回参加するにあたり、酒を控えめにしてご飯を多めに食べるようにし
たところ2週間で3㎏太ってしまったり、3日ほど前には膝が原因不明の
痛みで、歩くだけでもかなり痛い状態という完全に調整不足で臨んだなあ。
『2.195kmくらいでリタイアしそうかも』なんて不安でスタートしたけ
れど、走り出したらどちらもまったく影響はなく、初めてのフルマラソン
を楽しむことができました。とくに前半はまったくキツくもなく楽しいば
かりだったな。

このマラソンのコースは河川敷の往復ということで、周りの景色の変化が
乏しく単調だったのが少し残念だけれど、なるほどこのコースならいろい
ろな人が参加できる『市民マラソン』ということで初心者にも安心なのだ
ろうな。
参加する前は、『おいらたちみたいなのが参加していいのかな』なんて思
って目標タイム申告もかなり控えめに書いておいたけれども、まあいろい
ろな人がいたな。5kmくらいですでに歩いている人や、ペースはおいら
と同じなのにハアハアゼイゼイと死にそうなくらい呼吸が苦しい人、滝の
ような汗の人とかいたけれど彼らは無事に完走できたのだろか。

また、見た目にもいろいろな人がいて、燃やせばよく燃えそうな枯れ枝の
ようなおじいさんとか、涙目で歯をくいしばって走り続けるお婆さんとか、
見事なまでの太鼓腹のおじさんもいたっけ。みんなキツそうだけれどとに
かく頑張っていたのが印象的だった。

それに比べればおいらは楽をしすぎだな。もうちょっと頑張りたかったが
とにかくペースが上がらないのが情けなかったなあ。やっぱり普段の長い
距離の練習が必要だなと痛感したよ。これは毎回20km走っても身につ
かないのかも知れないな。時にはもっと長い距離の練習を取り入れよう。

もちろんこれからも山を快適にいけるよう、体力アップのために走り続け
ていくけれど、ペースを上げて走るようになることは将来的にもあまり考
えられないな。次回、再度フルマラソンにチャレンジするときには、後半
も前半と同じペースでゆっくり走って5時間以内での完走を目指すことと、
もしそれが実現できたら、もっと長い距離の大会にチャレンジする方向に
進みたいな。

とりあえず次のチャレンジの機会は11月の河口湖マラソンのようです。