明日があるさ

甲殻 広角 高格 降格!!!!!!

ということになってしまった。なんとか崖っぷちで踏ん張って入替戦 に出られるのかなと思っていたけど、そうそう何度も『マジック』は 無理だったか・・・。

おいらは降格決定の時間には京都で結婚披露宴に出席していて、結果 は後から知ったのでわりとショックは少なかったなあ。またまた一つ ここで学びました。『情報を遮断すればショックは少ないの法則』(w テレビ観戦や現地で生観戦だったらさぞかし悔しかっただろうなー。 ちなみにニュースや山日新聞も今日までまったく見ていないので、詳 しい試合内容についてはわかりませんが、シュートを打っても打って もまったく入らなかったような展開だったようで。見ていたら思わず 仰け反ってしまったことだろう。 まあ、この試合だけがどうのではなく、今までの積み重ねがこの結果 だから仕方ないかな。

さてさて、J2に降格したからといってすべてが終わってしまうわけ ではありません。むしろ2~3年後くらいの安定したチーム作りに向 かって再建が始まったと思うことにしましょう。久野、国吉など若く 有望な選手も育っているし、来期からの新戦力は将来性豊かな選手が 入団してきます。 もちろんJ1にいながら2年前の清水エスパルスのように若手に切り 替えていったほうがいいにきまっているけど、今の運営費でできるこ とをやって通用しなかったのなら降格もしかたがないことだと思いま す。 (本当に出来ることを全力でやったのかはちょっと置いといて・・・)

さて、もういちどこれをよく見てみましょう。

http://www.j-league.or.jp/aboutj/jclub/2006-7/pdf/club2007.pdf

前にもここのブログでふれたことがあるけれど、これは平成18年度 のJリーグのチーム別収支報告書です。J1で中位にいるということ は、凄まじく人件費にお金がかかるということですよね。残念ながら 甲府にはそこまでの資金力は、今期もなかったでしょうし、将来的に も何か奇跡がおきない限り無理でしょう。

VF甲府もこれを見ると、経営的にはかつての危機はほぼ脱したと見 えるので、これからようやく選手にお金をかけられる状態になってき たかと思いました。今期、来期と将来性豊かなか高卒ルーキーの入団 がありましたので、何とか今期は残留して来期弾けることを期待して いたのですが残念な結果になってしまいました。

さて、ここまで書いて結論的に何が言いたいかというと、甲府は現在 の財務状況から言ってもJ1に安定的に定着する力はまだまだないの でしょう。もし来期以降にJ2で好成績をおさめてJ1に昇格しても、 またまた万年降格候補になると誰でも想像できますが、それって駄目 ですかね?

みなさんご存知のように、かつて存続危機を味わったこのチーム、身 の丈経営という面から考えると、無理して選手にお金をかけて失敗し て経営が危うくなるよりも、できる範囲で運営し、うまくいけばJ1、 駄目だったらJ2で上がったり下がったり、そんなチームでいいのか なと。 選手にお金をかけたはいいがうまくいかず、経営的には明日になくな っても不思議じゃないチームは、収支報告書を見てみるといっぱいあ るぞよ。

いや、もちろんJ1に定着がホントはいいんだけれど・・・ ヽ(`Д´)ノウワァァン!!