南方熊楠 奇想天外の巨人



荒俣宏/[ほか]著

内容紹介:十数ヵ国語を理解し、その超人的記憶力と集中力をもって
博物学の天才といわれ、一方天才がゆえに奇人的行動をとることもあ
った熊楠の興味深い生涯を、貴重な写真と文で展開。

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南方熊楠
って人の名前なんだけど読める?ペンネームではなく本名です。
正解は『みなかた くまぐす』この人が何をした人かと言うと、何をし
た人だっけ・・・・

子供の頃から、驚異的な記憶力を持ち、蔵書家の家で100冊を越える本
を見せてもらうと、それを家に帰って記憶から書写するという特殊な能
力をもっていたそうだ。
19カ国語を話すことができ、博物学者、菌類学者、民俗学者などであ
ったようだが、(どれも儲からなさそうだなー)生涯定職に就かず、収
入はあまりなかったようである。


おいらは世の中の人の『富や名声』はまったくうらやましくはないけれ
ど、『頭の良さ』っていうのは憧れるな。
しかし、南方熊楠はなかなか激しすぎる性格のようで、あちらこちらで
トラブルばかりおこしていたようだな。頭が良すぎても・・・『紙一重
みたいなもんだな。

まあ本人が幸せだったのならいいけどね。