こんなまち、こんなむらなら行ってみたい

こんなまち、こんなむらなら行ってみたい歴史ロマンあふれるむらづくり事例集

農山漁村文化協会提携事業センター/編集



どの地域にも共通にありどの地域でも一つとして同じでないもの、それは
地域の歴史と文化である。本書は、地域に埋もれた歴史ロマンとそれを資
源にした地域おこしの試みの一端を紹介することによって、地域住民の新
たな地域おこしの参考になるよう編んだものである。
遣唐使船の足跡を残す長崎県の離島から開村100年の北海道の農村まで、
歴史的・地理的条件はさまざまながら、地域固有の歴史と個性的な伝統文
化という無二の資源を再発見し、それを活用した地域おこしの事例を紹介
する。



先日、仕事のお手伝いをして他の人の担当地区をまわった。その時の
感想は、言いたくはないのだが、『5年後はないな・・・』と・・・。
まさに世間で言われている『限界集落』だらけなのである。いや、も
うその先の『超限界集落』なのかもしれない。とにかく80歳近いよ
うな高齢の人ばかりで、その人たちがお亡くなりになれば間違いなく
『消滅集落』へとなっていくだろう。

この『限界集落』のことはこちらにくわしく載っている。

http://www.maff.go.jp/nouson/seisaku/community/report.pdf

農林水産省が財団法人農村開発企画委員会に委託した「限界集落にお
ける集落機能の実態等に関する調査」(2006年3月)の結果だ。

この本のように、『地域に埋もれた歴史ロマン』なんていうものが
あれば、それを掘り起こすこともできるかもしれないが、普通の山村
集落にはそんなものはないぜよ。