百万回のコンチクショー



七大陸最高峰の挑戦を終え、エヴェレストの清掃登山を思い立った著者が、自らの原点を語る。

目次

第1章 冒険の意味(「日本人のマナーは三流」にコンチクショー
「ゴミ問題は隠せ」にプツンとキレた ほか)
第2章 少年時代(初めてのコンチクショー
母と父の因縁 ほか)
第3章 迷い道(植村直己との出会い
自分をアピールするための「山」だった ほか)
第4章 家族の仕事(タブーに挑戦すると、僕はイキイキする
日本の子どもたちには表情がない ほか)
第5章 タブーへの挑戦(環境を学びたい。しかし、学校がない
富士山の清掃がいよいよ始まった ほか)



テレビに出ている野口さん、顔だちも整っているし話も面白そう。

セブンサミッツ(七大陸最高峰)を最年少25歳で登頂してテレビ
番組やCMに出ていたりするなど、いい人生なのかなと思っていた
ら、少年時代はなかなか苦労していたのだな。

今までこういう有名な人の自伝書みたいなのは、どうせゴーストラ
イターが書いているんだろうと思い、話もあまり信じていないが、
野口さんのこの本は正直っぽい。
野口さんはセブンサミッツにチャレンジするのに、山が好きで登り
はじめたのではなく自己表現のために登ったのかあ。正直だな。

なかなか波乱万丈の人生を送っているように見える野口さん、この
本のタイトルのように悔しい思いをバネにして、困難を乗り越えて
いくような人間こそが成功をするのだろう。

おいらも自分にできることを少しづつやっていこう。とりあえず1
年に最低一回はゴミを拾いながら下山していこうかな。