9600駅 あなたの知らない世界




今回図書館で借りた本が「小説石原莞爾」。515ページあり内容
的には重そうなので、ほかには軽い本をと思い、旅のコーナーで
見かけて借りてみた。

全部の駅で降りてみたことが、著者曰く「偉業」と紹介されてい
るが、へーそうなんだ・・・おいらの知らない世界だなー。

なにかの本ではこういう鉄道マニアのことを「てつ」というと読
んだことがある。いるらしいよなあ、こういう人・・・。
さて、これを読んでいる人は「てつ」といったらどういう人を思
いうかべるだろう?

おいらのイメージは、
・やや小太り
・メガネをかけていて髪型は刈り上げ
・服装はチェックの長袖シャツにカーキ色のズボン、ベストを着
 ている。
・小型カメラを一つと望遠レンズのカメラを持っている。
・肩からショルダーバックを吊るしている。

いや、こういう人を実際に見かけたことはないけれど、イメージ的
にはこうなんだが偏見だろうか?

さて、この本の著者はそんなイメージとかけはなれ富士登山競争完
走やフルマラソンにも出場するような人らしい。
あれ?でも読んでいるうちに・・・そうか!この人が出演したテレ
ビをたまたま見たことがあった。俳優の関口知宏さんが日本縦断鉄
道の旅の番組を始めるときの特番で、ゲストで出演していた人かあ。
そんな著者の、休日をすべてこれにあて、お金、体力をつぎ込み記
録を達成した物語。
また、休日だけでなく行動予定など事前の調査などにもかなり時間
をつかったようである。

ちなみにおいらは電車は「移動の手段」としか考えたことがない。
著者のように電車に乗ってもわくわくすることはまったくないし
遠い世界だなー。
おいらはいつか、そうだなー、季節は4月中旬か、山の間から海
がところどころ見え、その海は太陽の光でキラキラ光っている。
幕の内弁当のオカズだけつまみに日本酒をチビチビ飲んで、ポカ
ポカ陽気にいつしか寝てしまう

そんなのんびりした電車旅をしてみるのがささやかな夢だが、お
いらは甲州弁で「やせってー」男、(他には標準語では言葉があ
てはまらない)こんな旅ならいつでも出来そうだが、気持ち的に
実現はまだまだ先のようである。