1月17日八方尾根スキー場

八方尾根スキー場

志賀高原と八方尾根はそれぞれ年に1回必ず行っている。
横に広い志賀高原は土曜日か日曜日に行って、八方は平日に休み
をとって行っている。朝一番のリーゼンスラロームコースや、セ
ントラルコースを楽しむには人が少ないほうがいいからなー。

人工スキー場に慣れてしまっているおいらだが、八方は大自
然の中で滑っている気がして(本当は大きな環境破壊なのだ
が)、山岳スキーを体感できる場所だし、ケルンや北尾根か
らの白馬三山など後立山連峰の眺めは一級品、難コースもあ
りチャレンジしてみたくなる。昼飯場所もお気に入りの場所
があったりで一日楽しめるスキー場だ。

今回は行く前から天気はかなり悪い予報だったが、一緒に行
く他のメンバーも次にはいつ休めるかわからないとのことで
突撃してみることにした。

行くから雨・・・

塩嶺トンネルを過ぎると小雪が舞いはじめたがスキー場につ
くと雪もやんで雲が低くたれてこめていたけれど薄日がさし
てきた。気温も高く凍っている雪の上に湿った雪が乗って
いる難しい状態だけど、行く前は雪の中の「映画八甲田山
状態も覚悟していたので贅沢は言えないか。

初っ端からリーゼンで大転倒。新雪に高速でつっこんでいったと
きに見えていなかったコブのおかげで前転しそうになり、急激な
操作で制動したところ急にグリップをとりもどし谷側に後頭部か
ら叩きつけられた。先シーズンからヘルメットを着用しているよ
うにしているけどそれでも凄い衝撃だった。次の日もまだ首が痛
い。やっぱりヘルメットはかぶったほうがいいね。

兎平では悪雪に苦労したり、黒菱で新雪のいいところをみつけて
滑ったりして昼食。場所はもちろん八方リーゼン小屋。いつもの
ようにリーゼンスラロームコースをかっ飛んでそのまま入り込む。

ここはスキー靴を脱ぎスリッパになることができ、ビールも60
0円で大瓶で、酒類を頼むと野沢菜も一皿ついてくるという呑ん
べえ御用達のような場所で、客層も若い娘同士やボーダーのバカ
ップルなど一人もいない平均年齢もかなり高めの食堂だ。食事後
はそこからゴンドラにも滑り込めるので、そのまま上へいけたり
して場所も便利で良いことずくめのこの食堂だが、痛いことに食
事の味はまったく期待できないので   腹具合によってはタイ
風カレーのうまい万国屋や、欧風料理のうまいワイスホルンもす
ぐ下にあるのでそちらへ移動することもある。

午後は咲花やセントラルなどコブを中心に遊びながら滑っていた。
早めに切り上げ6時30分には家についた。